ボイラー関係事故 平成17年
平成17年 1. 給水ポンプの誤操作により空釜
| 発生月 | 事業場業種 | 労働者数 | 設備の種類 | 事故の種類 | 死傷者数 ( )内は死亡者 |
|---|---|---|---|---|---|
| 9月 | 宿泊業 | 75名 | 鋳鉄製蒸気ボイラー(最高使用圧力0.1MPa、伝熱面積15.2m2) | 低水位 | 0 |
事故の概況
ボイラーの巡回点検中に、給水ポンプからの異音に気付いたため、ポンプ起動スイッチの入・切を繰り返したところ、異音がしなくなった。それから数時間後に屋外煙突から白煙が出ていることに気づき、ボイラーを確認したところ空焚き状態となっていた。
主要原因
ポンプの起動スイッチが切の状態で放置されていた。
低水位検出器にスケールが付着しており正常に作動していなかったが、定期自主検査が不十分であったために、それに気づかなかった。
平成17年 2. 手動の燃料弁が常時開のため、再着火時に炉内爆発
| 発生月 | 事業場業種 | 労働者数 | 設備の種類 | 事故の種類 | 死傷者数 ( )内は死亡者 |
|---|---|---|---|---|---|
| 9月 | 化学工業 | 891名 | 水管ボイラー(最高使用圧力4.5MPa、伝熱面積790m2) | 爆発 | 0 |
事故の概況
工場が停電したため、非常用ボイラーの運転を開始し、約1時間後に燃料噴霧媒体を圧縮空気から自ら発生させた蒸気に切り替えたところ失火した。そのため、炉内換気後に再着火を試みたところ炉内爆発が発生した。
主要原因
手動の燃料弁を常時開の状態にしていたため、炉内に燃料が流入して気化しており、再着火によって爆発した。
平成17年 3. 開放検査時の整備不良により燃焼ガス漏洩
| 発生月 | 事業場業種 | 労働者数 | 設備の種類 | 事故の種類 | 死傷者数 ( )内は死亡者 |
|---|---|---|---|---|---|
| 10月 | 石油製品・石炭製品製造業 | 廃熱ボイラー(最高使用圧力0.686MPa、伝熱面積74.3m2) | 火災 | 0 |
事故の概況
ボイラー上部から熱媒ガスが漏洩し、着火した。
主要原因
開放検査後の復旧時に、上板固定クランプの締め込み不足と、シールパッキンの組込位置に不具合があったため、燃焼ガスが漏洩し、直上部の燃料ガスコントロール弁をあぶり、そこから燃料ガスが漏洩し、燃焼ガスの温度により発火した。(推定)


