事故情報

ボイラー関係事故 平成21年

平成21年 1.燃焼不良による炉内爆発

発生月事業場業種労働者数設備の種類事故の種類死傷者数
( )内は死亡者
10月 化学工業 90 水管ボイラー(最高使用圧力16.0kg/cm2 (1.56MPa)、伝熱面積79.5m2 爆発 0(0)
事故の概況

水管ボイラーのバーナーの燃焼状態が悪かったため燃焼装置を交換して使用していた。当日、自動制御で運転し、すす吹きをしてしばらくの後、爆発音がしたので行ってみると、煙突下部のすす吐き出し口と煙突からすすが噴き出していた。
 後日、押込通風機のキャンパスダクトが破損していることを発見した。

主要原因

 キャンパスダクトの破損のため、燃焼やポストパージの際に十分な空気が供給されず、不完全燃焼や不十分な換気になっていたことが推定される。
 また、燃焼状態の改善については燃焼装置を交換したのみであり、当該異常箇所や付随する箇所全体の点検等は行っていなかった。


平成21年 2.予備の熱媒ボイラーを手動運転時に炉内爆発

発生月事業場業種労働者数設備の種類事故の種類死傷者数
( )内は死亡者
10月 化学工業 13 貫流ボイラー(最高使用圧力10kg/cm2 (0.98MPa)、伝熱面積32.5m2 爆発 0(0)
事故の概況

 予備機の熱媒ボイラーを使用して熱媒の加熱作業を行おうとしたが、自動制御に不具合が生じたため運転を手動に切り替えて作業を始めた。
 熱媒が所定の温度を越えたので燃焼を停止したが、熱媒の温度が下がってきたので再び加熱するため燃焼操作をしたところ、しばらくしてから爆発し、煙道を通じて煙突を共用している小型貫流ボイラーの煙道等が破損した。

主要原因

 ボイラー取扱者が手動による運転の方法を十分に理解しておらず、再加熱の際に着火しないまま燃料を供給し続けた結果、炉内温度が自然発火温度以上であったため爆発に至った。
 なお、性能検査受検以降、初めての使用であったが、使用再開時の自主検査を行っていなかった。


平成21年 3.ボイラー配管破損による蒸気漏れ

発生月事業場業種労働者数設備の種類事故の種類死傷者数
( )内は死亡者
12月 化学工業 437 強制循環水管ボイラー(最高使用圧力35.0kg/cm2(3.43MPa)、伝熱面積2,367m2 破裂 0(0)
事故の概況

 計器室においてボイラー蒸気圧力の急激な低下を確認したので行ってみると、ボイラー配管の一部が破損し、蒸気が漏れていた。

主要原因

 摩耗減肉が一様とはならない配管に対して真に系を代表する箇所で肉厚測定をしなかったため、摩耗減肉を適切に把握することができず、その結果破裂に至った。




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