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ISO9001:2008取得への動機と今後の展望について
公開日:2012.06.15
勝川熱工株式会社
〔ボイラ・ニュース2012年6月号掲載記事〕
2009年年末、弊社社長並びに副社長より、ISO9001認証取得への活動を進めるよう指示を頂きました。それから約2年の準備期間を経て、2012年4月27日に、日本ボイラ協会品質センター 北原センター長様より認証登録決定の喜ばしい知らせを頂きました。
当初、ISO9001:2008認証取得への活動を御指示頂いた際に、社長より「弊社が今後も永く良く在る為には、確固たるシステムを構築し、品質を維持・向上させていく必要があり、また、それに伴った人材育成を進めていく必要がある。」との御意見を頂きました。今までもこの考え方には確固たるものであり、過去にもこのようなシステムの構築に着手した歴史はあったようですが、諸事情により実現は出来ていなかったのが現実でした。ならば、なぜこのタイミングで再挑戦しようとされたのかは定かではありませんが、私は、弊社に「その時期」が来たのだからであろうと考えています。弊社は、出来るだけ若い世代の人間を会社の中核に登用し、活気のある状態を維持していると思います。この度の管理責任者の選定もそうであったと考えましたので、内部監査員、並びに取得推進チームも若い世代で固めて頂くようにお願いしました。その結果、確かに荒い状態ではありましたが、大変勢いのあるメンバーで推し進め、認証取得という結果を得る事が出来たと思います。今後の課題は、この勢いを維持したまま、荒い部分を馴らしていくことだと考えています。そして、弊社品質管理システムをより完璧なものへ昇華させ、今後の勝川熱工株式会社の礎として残していこうと考えています。
「初志貫徹」という言葉もありますが、私は「断而敢行、鬼神之避。」という言葉をもって、今後の意欲的なQMSの維持・推進活動に勤しみたいと思っております。
最後になりましたが、審査を担当して頂きました北原センター長、並びに槌谷殿に対し、本紙面をお借りし、厚く御礼を申し上げたいと思います。